キッチンの換気扇なら「レンジフード」にするのがお勧め！！
キッチンのお手入れの中でも、換気扇はこまめに掃除ができずに油汚れで大変な思いをした経験のある方も多いのではないでしょうか。レンジフードは、そんな悩みを一気に解決してくれる機能性の高い換気扇です。ここでは、レンジフードに交換するメリット・種類・交換費用の目安についてご紹介します。
レンジフードに交換するメリットとは？
煙や臭いを集める能力が高い
一般的な換気扇とレンジフードの大きく異なる点は形状です。通常の一般的な換気扇と言うのは、形状が平面的になっており壁や天井に設置されますよね。一方、レンジフードの場合は形状が立体的になっており、ガスコンロやIH式コンロが覆い被さるように設置されているのが一般的です。この覆い被さるレンジフードの形状によって、空間に漂う煙や臭いをしっかりキャッチして集める事ができるようになっています。なので、従来の換気扇のように十分な換気を行う事ができず、換気に苦労する事もありません。最近のレンジフードは、換気機能はもちろん、内部に空気を送り込む給気機能に優れた製品も販売されており、過度な換気で室内が酸欠状態になる事を防いでくれるタイプあります。
多種多様な機能が搭載されている
レンジフードには、実に多種多様な機能が搭載されています。例えば、調理を行っている際に、つい換気扇の電源を入れていた事を忘れており、電源を切り忘れたままにしていたと言う経験はありませんか？しかし、こう言った場合にも、レンジフードであれば安心して利用する事ができます。
レンジフードは、加熱調理器の使用を感知し、自動で換気を始めてくれたり、自動で電源が切れたり、換気扇の切り忘れに繋がる事を回避してくれています。そのほかにも、調理の熱、煙、油煙等をセンサーキャッチしてエネ運転機能が働いたり、リモコンで遠隔操できる可能機能には照明が搭載されていたり、様々と便利機能を持ったタイプが販売されていたりします。その高性能さで、日々のキッチンでの調理を最適化してくれているのがレンジフードです。
日々の掃除の手入れが楽ちん
レンジフードにする事で、日々の換気扇の掃除を簡単に済ませる事ができます。その理由には、従来の換気扇の形状はプロペラファンタイプになっているので、すぐに換気扇が油汚れでベトベトになってしまうのが困ってしまう問題でした。毎回掃除する度にプロペラを取り外して、洗って乾かしてと言う一連の作業を行うのは、実際とても面倒ですよね。
しかし、レンジフードに換気扇を変える事で、こまめに換気扇の掃除をする必要が無いので、日々のお手入れが大幅に楽になります。その秘密には、レンジフードのフィルターにあるのですが、ファンの前にフィルターが付いている為、そこに油が吸着するので、それ程ファンが汚れる事が無いのです。なので、掃除する際にはフィルターを取り外して洗い、レンジフードの内側を簡単に拭き取るだけでお手入れはOKです。レンジフードは、汚れの影響で排気能力が弱まる事も無いので、ストレス無く利用していく事ができます。
主なレンジフードの種類とは？
壁付型レンジフード
壁付型レンジフードは、クローズドキッチンや壁付きキッチン等に用いられるレンジフードです。このタイプは、壁と天井の両方にレンジフードが接しているので、比較的簡単に取り付けが可能です。なので、設置工事の時間も短く、簡単な取り付け作業なので必要なパーツも少なく済み、設置費用のコストを削減する事もできます。
また、クローズドキッチンや壁付きキッチンに用いられるので、レンジフードの構造上的にも共用スペースへの騒音も気になる事はありません。壁付型レンジフードは、大体、戸棚等と一体して設置されているので、デザイン性に関しては目立ちにくいと言う良さがあります。壁付き型レンジフードでキッチン空間をオシャレに仕上げたい場合には、スリム型を選ぶのがポイントです。
横壁付型レンジフード
横壁付型レンジフードは、アイランド型の対面キッチンに用いられるレンジフードです。壁付型レンジフードと比べてみると、横壁付型レンジフードの場合、壁に接する面が一箇所なので、レンジフードの取り付けに時間が掛かる場合もあります。なので、横壁付型レンジフードの方が設置に要する工事時間と費用が若干高くなっています。
これは全般的な対面キッチンに言える事になりますが、対面式で開放感のあるキッチンになるので、レンジフードの操作音に関しては少し気になる事もあります。しかし、その分レンジフードのデザインをオシャレにして、空間を洗練されたオシャレな印象に仕上げる事ができます。
天吊型レンジフード
天吊型レンジフードは、壁に面していないアイランド型キッチンに用いられるレンジフードです。レンジフードを天井1点で吊るすタイプになるので、設置工事には時間が掛かります。しかし、同時に天吊型レンジフードは、広範囲の空気換気を行う事ができるタイプでもある為、レンジフードの中でも高機能モデルが多く揃っています。騒音に関しては、横壁付型レンジフードと同様です。少しでも音を抑えたい場合には、天吊型レンジフードの中でも静音モデルがお勧めです。レンジフードの中でもデザイン性は、最もインパクトが強いタイプになるのでオシャレで洗練された物を設置する事ができます。
レンジフード交換に必要な費用の目安とは？
レンジフード交換の費用の目安は、今現在、取り付けられている換気扇の種類や状態によって異なってきます。例えば、プロペラ式からまた新たなプロペラ式に取り替えるだけ、フード部分だけを交換すると言う場合であれば、換気扇の交換費用を安く抑える事ができます。
しかし、換気扇を従来のプロペラ式から新しいターボ式等に一新する場合は、電気配線の工事も必要になります。また、プロペラ式からスリム型レンジフードに交換する場合、換気扇の設置場所を変える場合になると、排気ダクト改良工事が行われるので大がかりな工事になってきます。リーズナブルな価格で換気扇を設置する事ができるのは、安価なプロペラ式が工事費も安上がりで済ます事ができますが、レンジフードに交換する場合には、初期工事費用は割高になります。ですが、ランニングコストを考慮すると、レンジフードの方がメンテナンス費用を安く抑えられる等、利点があるのがレンジフードです。
スイッチやモーターを交換する場合
スイッチが破損してしまったり、上手く作動してくれなかったりする場合、スイッチの本体価格と工事費用が掛かります。大体、一般的な交換費用はおよそ15000円程度となっています。また、モーターから変な音が出ていたり不具合があったりする場合、モーター部分だけ交換するケースもあります。その場合、交換費用の目安としてはおよそ20000円程度となっています。
レンジフード交換の場合
先程もお伝えしていますが、レンジフード交換は、使用するレンジフードの種類によって工事費用は異なり差があります。大体、レンジフードの一般的な価格と言うのは、プロペラファンタイプであればおよそ10000円～20000円程度、最新式で高機能タイプなだとおよそ20万円程度になる物もあります。また、工事費・排気接続工事・横幕板等が交換工事を行う際に必要な場合、その他にも費用が発生してくるケースもあります。大体、レンジフードの本体価格とは別途でおよそ40000円～80000円程度の費用が掛かってきます。
まとめ
最近の住宅は、キッチンがダイニングやリビングにあるデザインが増えています。ダイニングやリビングにキッチンがある場合、調理を行う際に臭いや煙が激しく空間に充満するので、換気に手間が掛かりますよね。レンジフードに換気扇を交換する事で、私達の日常生活での負担を減らす事ができ、今までよりも気兼ねなく調理を楽しむ事が可能になります。是非これを機会に、換気扇のレンジフード交換を検討してみてはいかがでしょうか。